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2007年10月22日

 ■ 開眼! ぐるぐる流そば打ち

 新そばの季節だが、さほどそばに思い入れがない。そばなんてそこそこおいしければいいと思っている。だから料理は好きだが、大きな鉢や専用包丁などをそろえ、体力を消耗してまでわざわざそばを打つ気にはなれなかった。
 それが何故かタカラトミーの大人の、いや大人向けおもちゃの第2弾、そば打ち機の「いえそば」を購入してしまった。第1弾の「陶芸セット」は以前GAZENで紹介したが、それとは関係ない。きっかけは家内が、2~3週間ぐらい前の産経新聞で、鉢も包丁ものし棒も使わず、ハンドルを回すだけで家で簡単に打て、意外においしいという記者の体験記事を読んだこと。前から山中湖(忍野村)のそばが安くておいしいと取り寄せていたが、家で作れるのならそのほうがトクだし、打ちたてならうまいはずと思い込んだのだ。

 先週末、早速試してみた。そば粉と小麦粉は計200g。パンフレットでは、まずは四六を推奨していて、なれてきたら二八にとある。ところが買ってきたそば粉は300g入り。半端に余らせてもと思い。半分の150gを使うことにした。2.5:7.5の一三そば?である。
 粉をボウルに入れ、ハンドルをぐるぐる回しながら水を所定の場所に入れると、ぽたぽた垂れてくる。これで難しいと言われる「水回し」はOK。3分も回していると次第に団子状になるはずなのだが、中々固まらない。ここで我慢できず、ちょっと水を足してしまった。まとまってきたらゴムべらを着けて1分ほど回すと固まりになってくる。回す腕が重くなってきたら取り出し、まな板の上で40~50回ほどこねれば生地が完成する。
 これをローラーにはさんで2段階で細くのす。昔の洗濯機の脱水ローラーを回している感じだ。生地に粉を打ち、アタッチメントを変えて、またぐるぐる回すと生地が切られてそばになる。でもそばというより、テレビで見たパスタを作る機会に似ている。こころなしか、ボソボソしている気がするし、ところどころ切れている。これで大丈夫なのか。

 一抹の不安を抱えながら早速ゆでて、食べてみた。太さは2mmなので、田舎そば風だ。ちょっとボソッとしているし、途中で切れているものも多いが、味は悪くない。だが、あまりそばの香りがしない。どうもこれは粉に原因があるようだ。まずは粉を調達しようと、手近な店で買ったが、新そば粉ではなく、香りがなかったのだ。短く切れてしまったのは、腕に対してそば粉が多すぎたのとゆでるときのかき混ぜ方が悪かったものと思われる。
 期待していたほどではなかったが、一度もそばを打ったことのない輩が、説明書だけで、しかも無謀にも二八そばもどきに挑戦し、とりあえず20分で食べられるそばが打てたのには感心した。
 成功に気を良くした家内は、実家でもやってみようと計画している。私も意外に簡単だっただけに、今度は新そば粉で試してみようと目論んでいる。
 でも、1万3000円のモトはそう簡単にはとれそうもない。(H)

投稿者 sankeimedix : 2007年10月22日 17:10

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