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2007年12月12日
麻生議員に象徴されるように、50代、60代のGAZEN世代は、初のマンガ世代でもある。
以前、「日本の中の意外な世界一」という記事の情報を集めていたとき、インターネットで調べたら、「ドラゴンボール」の発行部数が世界一だという情報が載っていた。これはネタになりそうだと早速ウラをとりにかかった。
ところが2転、3転、結果は意外なものだった。まずは出版元に聞いてみる。世界での発行部数となると、正規版のほかに海賊版も多く把握できないという。また、版型が違うものなどがあり、どこまで入れるかの問題もある。とりあえず正規版の部数を教えてもらったが、世界一かどうかはわからないという。
そこで、マンガ学科とマンガ研究所がある大学に聞いてみた。調べてもらった結果、マンガ大国だけに日本のマンガが発行部数世界一だと思われるが、確証はないという。
日本のマンガの中でめぼしい物として、他に「ドラえもん」と「ゴルゴ13」の名が挙がった。「ドラえもん」の出版元で聞いた部数は「ドラゴンボール」より少なかった。「ゴルゴ13」の担当者に聞いてみると意外な答えが返ってきた。
「以前、テレビの調査で同じような企画があり、その結果、アメリカの『X-メン』がトップだった」という。その後、いろいろ調べてみたら、ドラゴンボールより多いことが判明し、このネタは没になった。
このほかにも、ネットには実しやかなガセネタがいっぱいあった。個人が簡単に発信できることもあり、悪意はなくとも、勘違いや聞きかじりも多いのだ。ネットで調べると、同じ勘違いを主張するものも多い。いわゆる孫引きで広がっていると思われる。
便利な時代だからこそ、本当のことを見極める力が問われているような気がする。(H)
投稿者 sankeimedix : 2007年12月12日 19:13
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